院内感染予防
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)をご存知でしょうか。これは、肺炎、化膿性炎、食中毒などの原因となる菌です。
人や動物の皮膚、鼻粘膜、咽喉をはじめ、自然界にも広く分布する菌ですが、健康な状態なら何の問題もありません。
MRSAがもっとも多く生息する場所は病院です。院内では抗生物質が使われる場面が多く、その結果、薬剤耐性菌(抗生物質が効かない菌)が生まれてしまいます。
ハエに殺虫剤が効かなくなるのと同じで、菌も進化して薬品に対して抗体をもつようになるのです。
その結果、MRSAには170種類もの抗生物質がほとんど効かなくなりました。唯一バンコマイシンという抗生物質が効くのですが、耐性菌が出てきました。 そして、MRSAに感染する場所は、唯一病院ということになります。MRSAは、免疫機能が低下した患者に院内感染として起こりやすく、正に悪循環です。 感染経路としてはほとんど手指を介して伝染します。
そこでオゾンの殺菌効果に注目が集まりました。 院内では石鹸手洗いが推奨されていましたが、オゾン水による手洗いが有効な殺菌方法であることが証明されてからは、必要不可欠の存在となりつつあります。