トイレを無臭に

トイレの消臭 臭いが気になる場所といえば、トイレではないでしょうか。トイレは生活に深く根差した場所であり、その快適性がもっとも求められるのではないでしょうか。 トイレが綺麗なお店はモノやサービスも良い、トイレを見るだけで、そのお店の質が分かるといわれています。

脱臭法としては、洗剤・水で洗い流す方法、活性炭や繊維などに吸い取らせる方法、臭いの元になるものを焼却する方法、 そしてオゾンによって悪臭物質を酸化・分解させる方法があります。

トイレの脱臭法は、上記の中で、洗剤・水で洗い流す方法が一般的です。 また、芳香剤もありますが、その香りでアンモニアや硫化水素などの悪臭物質の臭いを紛らわせているだけで、脱臭とはいえません。 蛇足ですが、フランスでの香水の起源は、公道の糞尿の臭いを紛らわせるためでした。

悪臭物質には様々なものがありますが、そのどれもは何種類かの混合気体です。そしてそれらのほとんどが、よく燃えるという特徴をもっています。 燃えるというのは、高温で酸化する現象です。オゾンの性質は物質を酸化させることなので、可燃性のある物質はすべて、オゾンによって酸化させることができるのです。 つまりは、オゾンによる脱臭は、悪臭物質を低温で焼却しているといってもいいでしょう。しかしながら、可燃性のない悪臭物質には効果が薄く、万能とはいえません。

ここで、オゾンによる脱臭法の長所と短所をまとめてみましょう。
長所 短所
・塩素の洗剤のような化学反応による危険性はない。
・使いすぎても酸素に戻るので、残留性がない。
・塩素でも分解できない雑菌を分解・殺菌できる。
・脱臭できないものもある。
・オゾンの脱臭効果に持続性がない。
・他の脱臭法に比べてコストが高い。

文字通り一長一短ですが、オゾンによる脱臭法で他のどんな方法よりも優れている点は、毒素の残留性がゼロということです。 これこそが環境問題に対する一つの解答で、今後の技術開発に大いに期待できるでしょう。