天然のオゾン
オゾンが生成される自然現は、以下の2通りです。
■酸素が強力な紫外線に照射される。
酸素分子(O2)は240ナノメートル以下の波長の短い紫外線に照射されると、
2つの酸素原子(O)に分解されます(波長の短い紫外線はオゾンといえばオゾン層で説明したように、
私たちにとっては有害な紫外線です)。成層圏の上層部では、このように酸素原子(O)が作られます。
そしてこの酸素原子(O)が下層部の酸素分子(O2)と結びついてオゾン(O3)になったものがオゾン層です。
紫外線
↓↓↓
酸素分子(O2) → 酸素原子(O) 酸素原子(O)
+ +
酸素分子(O2) 酸素分子(O2)
↓ ↓
オゾン(O3) オゾン(O3)
■落雷の超高圧電流によっても酸素分子が分離する。
雷の仕組を簡単に説明しましょう。地上で温められた空気が上昇気流になり、積乱雲になります。
上昇気流の中で分子同士の摩擦が起こり、積乱雲の上部がプラス、下部がマイナスの電荷が集まります。この対極の電流が雷になります。
酸素に高電圧が流れると、酸素分子(O2)が2つの酸素原子(O)に分かれる解離と呼ばれる現象を起こします。 そしてこの酸素原子(O)は、オゾン層ができた場合と同じように酸素分子(O2)に結合してオゾンができます。