ウィルス性疾患
ウィルス性疾患に罹ると、一生付き合うことになりかねません。そうなると食事制限や運動制限などの制約が付いてまわることもあり、厄介な病気です。 この難病は、ワクチンの開発によって克服できたかのようですが、ワクチンでさえも完治が困難なウィルス性肝炎やヘルペスなどがあります。
しかしこれらの病気に対して、十分ではないものの、オゾン療法が有効であるとドイツの医師H・ウォルフが報告しています。
ウォルフのオゾンによる治療は、患者から血液を取り出してオゾンを注入し、それをまた患者の体内に戻すという方法です。 プールの水を殺菌するのと同じ要領ですね。一度に採血する量は50〜100mlで、これに2〜4mgのオゾンを注入します。
50〜100mlもの血液を採取することから、専門家の間では「大量自家血液オゾン療法」と呼ばれているそうです。 一方で「少量自家血液オゾン療法」もあり、これは少量のオゾンを静脈に注射するもので、 いずれもオゾンの酸化・殺菌作用によって血液中のウィルス性病原菌を駆除する方法です。
このような治療を週に2〜3回繰り返します。 その結果、ウォルフ医師らは、ウィルス性肝炎やヘルペスなどの患者138人にオゾン治療を施し、良好な治療効果を残しています。
しかしながらこの方法は、オゾンが赤血球や血漿の成分にも酸化作用を起こしてしまい、血液にダメージを与えてしまうという短所があります。 実際に行われている血液に対するオゾンの分量はダメージが少ないようですが、何事も分量を超えてしまうと毒になりかねないという警告ともとれます。